自分を苦しめる思考をうまく扱うために

最近、日常で湧く様々な囚われに、振り回されることが減ってきたように思います。

 

無意識に湧いてくる様々な思考の、扱い方がやっと分かってきました。

 

ここでいう囚われや思考といっているものは、はまりだすとイライラしたり落ち込んだりするもので、サラリーマンである私の場合、例えば、

 

・会議でうまく進行できなかった。残念な目で見られてしまっただろうな。

・新しい仕事を任されそうだけど、やっかいそうな案件だな。気が重い。

・上長の仕事の振り方が雑でイライラし、投げやりな気持ちになる。

・仕事の順序を考え出すとあれもこれも浮かんで迷ってしまい、心も不安定になって一歩が踏み出せなくなる。

など。

 

はまりだすとグルグルして抜け出せない、焦って時間ばかり過ぎてまた焦る。

 

また、論理的に納得させようとすると、ドツボにはまることが多いと思っています。

 

囚われの思考をうまく手放すにあたり、私がしっくりきている方法があります。

 

 

それは、囚われの思考が湧いてきたことに気づいたら、

 

その思考を自分の横にそっと置くイメージを持ってみる、という方法です。

 

 

思考が言語としてイメージが浮かぶこともあれば、うまく言葉にできずモヤモヤした状態もあります。

 

それはそのままでよしとして、言語のイメージであればそれを自分の横にそっと置く、モヤモヤした雲のイメージであればそれを自分の横にそっと置く。

 

漫画の吹き出しを創造してもらうと分かりやすいかもしれません。

 

吹き出しの中に、湧いてくる言語のイメージやモヤモヤをそのまま入れて、その吹き出しを自分の横に置くというイメージです。

 

これを何回も繰り返します。瞬間的なものなので、1回1秒かからない程度でしょうか。

 

私の場合、これを行うと、

ふっと頭が軽くなる感覚があり思考がクリアになってきます。

 

 

また、はっきりをした原因がなくても、何か頭が重いとき、気持ちが落ち着かないとき。

 

そのような時も、吹き出しに"頭が重い"という言葉、あるいは重々しいイメージを詰めて横に置くと、改善されることがよくあります。

 

気持ちが落ち着かない場合も同様です。

 

 

 

この方法を知ったきっかけは、細川貂々さんと水島広子さんの、

"やっぱり、それでいい" という本です。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%82%8A%E3%80%81%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%84%E3%80%82-%E7%B4%B0%E5%B7%9D-%E8%B2%82%E3%80%85/dp/4422930826

 

この本では、人の話の聴き方として、思考を横に置く方法を紹介しています。

 

最初、私も人の話を聴くときにこの方法をやっていましたが、

日常でも使えるのではないかと思い実践したところ、とても有効だと感じました。

 

 

とても簡単にできるので、ふとこの内容を思い出したときにでもやってみてください。

時間もかからないのでおすすめです。